また来年会いましょう!

今年のラ・フォル・ジュルネが終わりました。

池袋が新しいクラシック音楽の風で包まれたゴールデンウィークでした。

私たちamitie(アミティエ)は、ラ・フォル・ジュルネの池袋開催を歓迎し、応援するためにできた団体です。5月3日から5日のラ・フォル・ジュルネを街の方々に知ってもらうべく、プレイベントとして、4月22日から始まって5月1日まで、
7か所の会場で、足掛け10日、12種類の楽器による24回の公演を25名のアーティストによりお届けしてきました。

区役所の中の展示会場の一部を使って始めたコンサートが、駅構内の誰もが立ち止まれる空間に移り、商業施設のロビー、ホテルのレストラン、そしてビルの中へと、場所も雰囲気も色々なところで行いました。そしてそのほとんどの会場で、グランドピアノでのコンサートは初めての試みでした。

テレビの生中継あり、お散歩途中の園児のかわいい子供たちの訪問あり、車いすやベビーカーの方がたくさん立ち止まってくれたり、雰囲気のあるレストランで大人のコンサートあり、そしてなんといっても、ラ・フォル・ジュルネの提唱者ルネ・マルタン氏の突然の訪問というサプライズまで。非常に盛りだくさんのイベントでした。

そしてこれが一番の特徴、弦楽アンサンブル、歌、ピアノソロ、フルート、トランペット、サックスから、ハープ、マリンバ、ピアノ連弾、鍵盤ハーモニカ、バンドネオン、というあまり聞く機会のない楽器、編成まで、色々な音楽をお届けしてきました。

「ラ・フォル・ジュルネは音楽提供の実験室」との言葉通り、色んなことにチャレンジしてみました。
皆さんはどの音楽を楽しんでいただけましたか?どんな場所での音楽が心地よかったですか?

池袋には池袋の街の特徴があります。
地域に根付いたイベントも沢山あります。
新しいホールや公園の再開発計画も目白押しです。

これを機に、地域とともに少しでもクラシック音楽に触れる機会を増やして、皆さんの心の栄養になればとてもうれしいです。

祭りは終わりました。
また来年お会いしましょう!